2019年デビューのYOASOBIですが、「夜に駆ける」の大ヒット後もコンスタントに曲をリリースし続け、その曲のほとんどがヒットにつながっています。
2023年現在YOASOBIリリース曲、英語バージョン等も含めると42曲なります!
代表曲すべての曲が小説を元に楽曲されておりその内容も曲とともに素晴らしいものばかりです。
歌詞は小説がもとにAyaseさんが考えていて、元となった小説を読むとただ単に曲を聴くだけではなく、その背景を知るとその曲の魅力を更に知ることができるんです!
今回はそんなYOASOBIの人気曲ランキングとそれに付随する小説をYOASOBI結成当時からの主婦ファンの私が解説していきたいと思います。
10位から順に発表していこうと思います。
そして、今や聞いたことがないくらいの人気の曲の背景もじっくり見ていくので、ぜひ最後まで見ていってください!
YOASOBIの人気曲の原作小説をその主婦ファン目線で徹底解剖!
YOASOBIの人気曲とその原作である小説を年代ごとで人気となった代表曲を解説していきたいと思います。
まだデビューして数年しか経っていない彼らですが、代表曲を何曲も出しています。
楽曲もハイペースでリリースされ、曲のほとんどが人気の曲なのではないかと思うほど、いい曲が揃っています。
全ての曲はここでは紹介できないのですが、2023年の現在YOASOBIの人気曲をランキング形式で見ていきたいと思います。
そして楽曲の元となった小説の解説を主婦ファンの私の目線で徹底解剖していこうと思います!
「小説なんて読まなくても曲だけ聞いてば満足だよ…。」と思う方もいると思います。
私も読むまでは…なんて思っていましたが、やはり読んでみると曲を理解できるし更に曲に重みが出てくると思うので、もしまだな方はこの記事で少し共有できたらなと思います!
(小説のネタばれも含みますので、まだな方は是非読んでみてくださいね!!!)
※ランキングはレコチョクを元に作成しています。
(※検索した時点でのランキングとなっていますのでご了承ください)
10位 ツバメ(feat.ミドリーズ)
【ツバメ(feat.ミドリーズ)】は、NHKが放送している子ども向けSDGs番組シリーズ
「ひろがれ!いろとりどり」のテーマソングをYOASOBIとNHK新子どもユニット「ミドリーズ」とコラボした楽曲。
原作『小さなツバメの大きな夢』
番組で募集し、当時15歳の高校生の作品が選出されました。
渡り鳥のツバメを主人公とし、日本に来るまでの海の悲惨な状況や、動物のことを考えない人間の姿が描かれている反面、マイナスな面だけでなく周りのことも考えられる人間もいて、
お互いに助け合っていくことが大切という内容も込められています。
原作の小説では、群れで行動することのないツバメたちが、協力して人間に花を届けます。
自分の少しの力は微力だけど、誰かのささやかな彩りになればという気持ちと行動。
またツバメの目線でいい面もあれば、悪い面もある人間の姿が上手に描かれていて、同じ地球上に住むも生物として、
これからの行動や考え方を考えさせられるなと感じました。
歌詞にもその内容が繊細に盛り込まれていて、
他者を思いやる気持ち、一人一人自分中心では無く、少し目線を変えて助けあっていける行動をすべきだと再認識した素晴らしい歌詞でした。
子供番組に使われた曲だけあって、歌詞は繊細ですが、誰が聴いてもどこかで口ずさんでしまうような曲です。
小さい子からお年寄りまで気軽に聞いて歌える曲だと思うのでお子さんやお孫さんと一緒に踊りながら聞いてもいいかもですね!
9位 三原色
【三原色】は、docomo ahamo のCMソングで、原作は『RGB』という小説を元に作られた曲。
小学生の頃に仲良かった三人組が、10年の時を経て、再開するという物語になっています。
久しぶりに再会して三人それぞれ昔を思い出して振り返ったり、今を確かめながら思い出をかみ締めて再会を存分に楽しみます。
3人は光の三原色である「RED」「GREEN」「BLUE」の頭文字であるR、G、Bと言う名前が付けられていて、
3人はどんなに年月が経っていたとしても、毎日朝日が昇るように人と人とのつながりはいつだって取り戻せる、そんな表現を表すように、
歌詞の中に”物語は 白い朝日から始まる「また明日」” とあり、赤、緑、青が重なり朝日で白く輝き
また3人の物語もスタートするということを表現しているのだと思います。
友人関係は人それぞれで、10年も会っていないともういいかな、と思う人もいるかと思いま
すが、
なかなか会えない友人や会いづらくなっている人でも、昔の思い出が繋いでくれて思い出を語り合えば
その溝はあっという間に埋まり、また新しい物語が始まっていくことをこの曲は伝えてくれているのだとか感じました。
「どこかで途切れた物語~」と頭からテンションがあがる曲。友人や家族とこれから会う約束をしていてる待ち合わせ時間などに聴いてみると今以上にその人の大切さを感じるかもしれません。
8位 アドベンチャー
【アドベンチャー】は、ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)の学生応援キャンペーン
「ユニ春」のCMソング。
一般公募された“パークで学生時代の忘れられない思い出”エピソードをもとに制作され
原作はこの公募で選ばれた『レンズ越しの煌(きら)めきを』でこの小説をもとに楽曲されています。
コロナ禍の学生生活の中、画面越しで想像していた憧れの夢の空間USJが現実になり、
大好きな友人と青春の1ページを描いた作品。USJへ行く楽しみとワクワク、アトラクションも含め全ての内容が ”アドベンチャー” な出来事が待っている。
そんな心情をを描いた明るいアップテンポな1曲になっています。
歌詞にはUSJに訪れた人々のエピソードの想いを汲みつつ、2人が実際にUSJに行った時の思い出なども盛り込まれていて、
パークでの思い出を詰め込んだような、聴いていてUSJへ行った楽しさがすごく伝わってくる歌詞とメロディです。
この小説を読んでみて、コロナ禍でずっと我慢していた学生達、、
全てが対面でなくオンライン対応の中、どれだけこの日を楽しみにしていたかすごく伝わってきました。
この曲はサビまでが少し長く、サビに入った瞬間パーっと明るい雰囲気になる曲だなぁと素人ながらですが感じます。
待ちに待った旅行!温泉!遊園地!
楽しい日が来るのを待って待ってやっと遊べるー!!と気持ちを爆発させて楽しみたい時に是非聴いてみてください!
7位 あの夢をなぞって
【あの夢をなぞって】 この原作は『夢の雫と星の花』漫画や映画化もされている有名な原作です。
この原作を読んだときほど早く曲とMVを聴き直したい!!と思った原作はないくらい、私はとても面白かったです。
この物語は予知夢をみることができる特殊な能力をもった男女の主人公を描いた作品で、
お互いがお互いに告白する予知夢を見てしまうがその予知夢通りに行動しないと能力を失ってしまう可能性もあった。
告白すべきか悩む二人。
実はこの二人の告白の背景には1000年前の結ばれなかった先祖がいて、その二人もまた特殊な能力の持ち主。
昔の恋の願いも今の2人に込められている話になっています。
MVを見るとわかりますが、現在の風景から昔のような風景へと変わる時があります。
1000年前しきたりや能力の関係で結ばれることがなかった二人の思いを背に、今の二人はどうなっていくのか。
歌詞は曲だけ聞いていれば切ないラブソングかなという印象ですが、この原作を読んでから聴くこの曲には胸が締め付けられるような部分もあり
こんな何もわからない主婦の私が言うのもおかしいのですが、本当にいい曲だなと改めて思います。
ちょっと切ない時、しみじみしたい時でも元気が出る曲です。MVも一緒に見ると
また違う面も見えてきますが、私は是非原作を読んだ上で聴いてほしいおすすめの曲です!
6位 怪物
【怪物】は2021年に放送されたテレビアニメ「BEASTARS」第2期のオープニングテーマとして製作された楽曲で、
原作者の書き下ろしの短編小説、『自分の胸に自分の耳を押し当てて』をもとに作られています。
小説は漫画「BEASTARS」の物語の一部を切り取ったようなお話になっていて、怪物=BEASTARSの世界観となっていいます。
BEASTARSは擬人化された肉食動物と草食動物が共存して同じ学園で暮らしていく話で、
主人公ハイイロオオカミの少年レゴシがある日学園内での草食動物の生徒が肉食動物に食殺される事件が発生し、
レゴシが犯人に疑われ、事件に巻き込まれていきます。
【怪物】はその物語の中の一部が描かれていて、原作の自分の胸に耳を押し当ててを元に楽曲されています。
そんな中でもヒロインのハルというウサギの種族を超えた恋愛も見どころで、
MVにもレゴシとハルが中心に描かれています。
世の中には表の世界と裏の世界があって、主人公は愛する人の為に平和のための方向へ向かいたいのに、それを良しとしない周囲の目。
自分のなりたい自分になるための答えを優先し、後悔のない選択をするべきという背景が込められている一曲です。
”ただ君を守るそのために
走る走る走るんだよ
僕の中の僕を超える”
誰かを守るために弱い自分も認め、強い気持ちを持って行動する主人公を見習って行動すべきなんだと思わされた曲でした。
自分の生き方、周りへの接し方、人によって悩みは沢山。コンプレックスも人それぞれ…
そんな中、正しいと思える道に進む為に一歩踏み出している歌の主人公を知り、何かきっかけを作り後押しくれる曲だと思います。
曲の最初の入りは、こんな内容の曲だなんて全くわかりません!
だから、この記事を読んでまた聴いてみてください!
5位 idol(アイドル English Ver.)
【idol】は誰もがどこかで聴いたことのある音楽「アイドル」の英語版。
アニメ「推しの子」のオープニング主題歌として使用され、瞬く間にMVが3億回再生というとてつもない回数をたたきだしている曲。
YOASOBIは度々自らの曲の英語版を何曲も出していますが、今回 ” 推しの子 “が海外でもすごい人気を
集めていて、
その曲の英語版が出たのだたら、人気となることは間違いないとは思うのですが、
海外で米ビルボード・グローバル・チャート”Global Excl.U.S”(アメリカは除く) で日本語楽曲史上初の1位を獲得したことは誰も予想していなかった出来事だと思います。
『アイドル』、「推しの子」については後の内容で詳しく書きますが
日本のみならず海外でもこのように人気が出たのは、もちろん推しの子のアニメでアイドルの表と裏の姿や内情が鮮明に描かれていることに注目が集まったのが一番だと思いますが
コロナ禍でYouTubeなどのSNSでこのアニメを推す人たちからどんどん広まり、
その良さが海外のアニメ好きにも伝わり人気が出たのではないかと思います。
idolの歌詞にはカリスマ性のあるアイドルを神のように崇めているような内容に書かれていて、
推しへの愛は神とも同じすごく大きな存在かのような表現で訳されているとのこです。
海外の人も推しの子を見て、idolをどのように解釈して聴いているかとても気になりますね!
4位 夜に駆ける
誰しもが聞いたことのある曲ではないでしょうか。YOASOBIのデビュー曲であるこの曲。先日なんとストリーミング再生が10億回を突破したそうです!!
コロナ禍だった中、SNSでこの曲が拡散して口ずさむ人、子供も多かったはずです。
【夜に駆ける】は『タナトスの誘惑』という小説を題材に制作されています。
主人公である「僕」が自殺しようとする「君」を救おうとしていたら、いつしか自分が自死に向か
ってしまう。
音楽を聴いたときは、男女の恋愛がもつれた内容の音楽かと思っていましたが、小説を読んで全く別の感想を感じました。
4分ほどで読める超短編小説なのですが、その内容は短いのに複雑で、
死を意識してた彼の前に現れる彼女がなんと死神で、その彼女が彼を死の世界へ誘惑していく内容。
この小説を読んで、夜に駆けるのMVを見ると、ゾクゾクして恐怖のようなものを感じて何回か
見直してしまいました。
それぞれ考え方や捉え方は違うと思いますが、是非まだな方は小説を読んで違う一面を感じてほしいです。
この楽曲の歌詞を作成したAyaseさんのセンスの凄さに改めて驚きます。
YOASOBIの原点の曲。今回こちらにはMVではなくikuraさん一人で歌うYouTubeにしてあります
が、一番最初にこの曲を聴いた時の感想を思い出しました。
やっぱり、ikuraさんの歌唱力に驚かされますね。
今回、少し小説の内容も紹介したので、それと合わせてこの曲を聴いて、YOASOBIのすごさを再
認識してほしいなーと思います!
3位 群青
【群青】はブルボン ” アルフォートミニチョコレート ” のCMソングや、日本テレビ系
” スッキリ ” 内の全国高校生ダンスコンテスト「ダンスONEプロジェクト´21」のテーマ曲
にも起用されていました。
2021年の紅白歌合戦でもこの群青が披露されています。
この楽曲は初めて小説ではなく、漫画『ブルーピリオド』を元に制作された楽曲。
原作漫画『ブルーピリオド』
高校2年生の主人公がお酒やタバコを繰り返すヤンキー少年。しかし、成績優秀、人付き合いも良く
何をやるにもそつなくこなすタイプ。
毎日楽しい学生生活ではあったが、どこか虚しく退屈な毎日。そんなある日、1枚の絵画に出会い
美術の世界にハマっていく。
美術の世界にのめり込んでいく中で、色々な壁にぶつかり、
今まで体験したことのないことが起こったりと、学生が夢を追いかける中で本気の姿を描いて
る青春漫画です。
群青の歌詞の中に、この主人公のつまらない毎日、退屈さ。好きなことと出会い、自分の
本音と向き合う時。
夢を追えば追うほど遠ざかっていく辛さ。努力と挫折を経験して、さらに好きなことを追求
していく自分。
自分の選んだ道は間違ていなかったんだ!とその道へどんどん進んでいく主人公。
そんな青春真っただ中の主人公が夢に向かって努力し突き進むを表現した歌詞になっていて、
そこにメロディーが加わってとても感動する1曲になっています。
誰もが毎日同じことの繰り返しで退屈と感じる日々。
夢を叶えて毎日充実した日々を送っている人は一握りではないでしょうか。
その中で夢に向かって頑張っている少年の青春ソングを聴いて、
何か自分にも出来ることが!何かしたい!と思える気分の上がる曲だからこそ人気が出た
のだと思います。
スッキリのダンスプロジェクトを見たとき、この曲に高校生みんなが工夫しながら一生懸命時間を作ってダンスしている姿に感動したのを覚えています。
青春の曲となっていて聴いているととても心が明るくなります、今青春中じゃない人でも気分があがって、口ずさんでしまうと思います。
是非聴いてみてくださいね!
2位 祝福
2022年10月放送のテレビアニメ
「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の主題歌として制作されたYOASOBIの【祝福】
原作は『ゆりかごの星』大河内一楼さんが書き下ろした小説で、スレッタに寄り添うガンダム・エアリアルの目線
で書かれています。
ガンダムシリーズは5年ぶりで、学園が舞台になっており、
初の女性の主人公スレッタ・マーキュリーを中心に描かれています。
スレッタの母親は、彼女に「呪縛」のようなシナリオを用意してい人生を縛っています。
エアリアルはそんな彼女の気持ちを知っているので自由に生きてほしいと望み、
それを支えている姿は本当にスレッタに人生を楽しんでほしいという気持ちを持っているのだなと感じます。
歌詞の中もエアリアル目線で優しく温かい歌詞になっていて、スレッタへの気持ちがとてもよく書
かれています。
人間と機械という間柄のスレッタとエアリアルですが、大切な人を思う気持ちがたくさんつま
っていて、お互いを支え合う素敵で心温まる一曲です。
自分を理解してくれる仲間がいると勇気をもらえ、自分の思い描いた道へ進むことができ
るのだと勇気をもらえるのではないでしょうか。
私はガンダムは見たことが無いのですが、この曲・MVそして小説を読んでスレッタ
とエアリアルの友情が見てみたいのと、
素直にガンダムを楽しみたいと思いました、皆さんもまだな方は曲とともに見てみま
しょー!
【アイドル】の原作を読めばイメージが変わる!
ランキング(レコチョクにて)
第1位の【アイドル】!MVの再生回数も3億回越えという驚異の数字を出している大人気曲。
この曲を何も知らない人が初めて聞いたら、テンポが速く何の曲、歌詞何て言ってるの!?
と疑問を持つ人がいるのではないかと思います。
そんなアイドルの人気の秘密を原作とともに紐解いていきたいと思います。
きっとこの原作やアニメを知ると、今までのイメージがかわるかも?!
原作は『45510』
英語版でも少しご紹介しましたが、アニメ「推しの子」のオープニング曲で、赤坂アカさんの書き下ろし短編小説『45510』が原作となって【アイドル】が制作されました
推しの子を見て、更に原作小説を読んだ上でこの曲を聴くと違う曲を聴いているかのような感覚になるかもしれません。
ここでもアニメのあらすじと小説を簡単に解説しますので、まだ見てない人は興味持ってもらえると嬉しいです!
※アニメにすごく詳しい方にはつまらない内容になってしまっていたらすみません…
アニメ『推しの子』はラブコメ要素、ギャグ要素もありますが、ミステリージャンルでもあります
天才的な才能を持つ”アイドル星野アイ”。
B小町というグループでアイドルをしていて、圧倒的な人気を誇っていたアイ。
そんな彼女は、ファンや周りに秘密で妊娠・出産をしたのですが、なんとその子供は
主人公となるアイの超絶ファンだった二人が子供に転生していて、アイと同じく芸能界の道に進もうとします。
母であるアイはまだ二人の子供が小さいときに何者かに殺害されてしまい、主人公の二人はその殺害の秘密を色々な方向から探して復讐しようとしていきます。
アニメでは、芸能界・アイドルの裏の話もあり、
その闇にも切り込んでいく、普通のアイドルの成長過程の話だけではないサスペンスあり、
時には笑い・恋愛ありの見ていくうちにどんどん引き込まれるアニメになっています。
『45510』では、その”推しの子” のアイのグループのB小町の一人にスポットを当てて、その子の目線になって話が進んでいます。
圧倒的人気のアイに対し、嫉妬、妬み色々と嫌な感情を持ちながらも、アイがいなくては成り立たないB小町。
完璧なアイが嫌いになっていた彼女。
アイが以前に書いたブログが数年後にみつかったのですが、そこにはB小町のメンバーへ謝罪や仲
良くしたかったというような内容が書かれていて、彼女はそれを見て、消してしまいます。
アイの本当の顔、表ではキラキラ完全無敵でも、
本当はみんなと一緒に仲良くアイドルをしたかった気持ちがわかった彼女でしたが、
「こんなのはアイじゃない!
アイは弱音なんて吐かない!」
とアイのファン信者かのような行動に出ます。
きっと彼女はメンバーとして憎んではいたこともあったけど、アイドルとしてのアイに魅了されていたのでしょうね。
アイもB小町への愛情はとても深かったんだろうなと小説を読んで感じ取ることが出来ました。
全てが分かるとまるで別の曲!?
原作の内容は先程の内容でしたが、アイドルの歌詞の中にも、そのB小町の一人のメンバー側の歌詞が多く、
歌詞をじっくり聞いているとなんだか悲しいような辛い気持ちにもなります。
アイへの本物のアイドルへの願いようなものも感じられます。
前半はB小町のメンバーの話でしたが、後半の歌詞は、アイの気持ちが書かれていて、
親に愛されてこなかったアイが、いつか嘘ではなく本当に誰かを愛せる日がくることを願っていると書いてあり、
アイが亡くなる直前、やっと最後に言えた二人の子供へ、愛してるという心からの言葉。
今まで愛情を知らず、芸能界では嘘で周りを固めていたアイにとって、こんな愛し方であってるのかな、
親としてちゃんとできているのかなと常に不安に思っていた中で、
やっと自分の心に込めていた言葉を子供たちに伝えられて、
嘘偽りのない、一人の普通の親として言葉を伝えられて本当に良かったなと感じました。
これをアニメと一緒に見ると、、、泣きます…。
アイドルはアニメ、小説、歌詞、メロディ。
どれをとっても素晴らしいですが、全てセットで知ることで内容を更に理解できて、何度も聞きたくなるし、あの難しい曲も歌いたくなるんです。
人気の出た理由は、SNSやYouTubeでの配信で手軽に見ることができたからという理由が大きいとは思いますが、
そこにこの内容なのですから、人気が出たのは必然だったと感じます。
この【アイドル】ではアニメとは別の視点を描いた作品になっていますが
この小説と曲でアイの本当の姿を少し見ることができたし、
人間誰しも表が全てではなく、人を幸せにする嘘もあり、、
裏の顔があってバランスが取れているのだと思いました。
まとめ
YOASOBIの人気曲アイドルも含め10曲を小説と共に紹介してきました。
人気曲アイドルでは、アニメ“推しの子”含め小説、楽曲全てがマッチしていて人気の出ること間違いない一曲です。
MVもアイが描かれているので、それを見ながら曲を楽しむのもいいですね!!
YOASOBIの曲は、聞くだけでももちろん良しですが、何度もお伝えしちゃっていますが、
原作の内容を知ると曲の見方が変わります。
曲の背景にある物語を知ると知らないとでは重みも違ってきます!
原作の内容はこちらの記事に少し載せているので、こちらを読んでそのきっかけになってくれたら嬉しいです。
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